LEARN 05
未来のために、エネルギーのことを考えよう
ライブの照明も、スマホの充電も、電気があってこそ。
その電気は、どこから来ているのでしょうか。

Q
電気って、どうやってつくられているの?
日本でつくられる電気の大部分は、火力発電によるものです。石炭・天然ガス・石油を燃やして、その熱で発電します。
燃やせばCO₂が出ます。つまり、電気を使うことと地球温暖化は、まっすぐつながっています。
再生可能エネルギー
太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなど、くり返し使えるエネルギーのこと。発電するときにCO₂をほとんど出さないのが特徴です。天気や時間に左右されやすいという課題もあります。

火力発電:石炭やガスを燃やした熱で、タービンを回して発電します。
太陽光発電:太陽の光を、パネルで電気に変えます。⭐︎再生可能エネルギー
風力発電:風で風車を回して発電します。⭐︎再生可能エネルギー
水力発電:水が落ちる力で、タービンを回して発電します。⭐︎再生可能エネルギー
Q
日本のエネルギーは、いまどうなってる?
数字で見る、日本のエネルギー
・エネルギー自給率 15.2%(2023年度・速報値)
・発電に占める再生可能エネルギーの割合 22.9%(2023年度)
・そのうち太陽光 9.8%/水力 7.6%/風力 1.1%
「自給率15%」って、どういうこと?
日本で使うエネルギーのうち、国内でまかなえているのは約15%だけ。
残りの8割以上は、海外からの輸入に頼っているということです。
だから、遠い国で起きたできごとが、電気代に影響します。エネルギーは、環境だけの問題ではありません。
出典:資源エネルギー庁「今後の再生可能エネルギー政策について」2025年6月3日
※ 2024年度の確報値も公表されています。最新の数値は資源エネルギー庁のサイトでご確認ください。
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資源エネルギー庁「今後の再生可能エネルギー政策について」(2025年6月3日)https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/saisei_kano/pdf/074_01_00.pdf
国は2040年度に向けて、再生可能エネルギーの割合を4〜5割程度まで増やす見通しを示しています。ただし、これは目標であって、決まった未来ではありません。
Q
なにが課題になっているの?
いま議論されていること
・CO₂を減らしたい/火力発電を減らすことは、温暖化対策に直結します
・でも安定して届けたい/太陽光や風力は、天気や時間で発電量が変わります
・輸入に頼りすぎている/海外の情勢で価格が大きく動きます
・コストと負担/設備をつくるお金は、電気代を通じてみんなで負担しています
※ エネルギーの選びかたには、専門家のあいだでもさまざまな意見があります。ここでは論点の紹介にとどめています。
「これが正解」と言いきれる答えは、まだありません。だからこそ、ひとり ひとりが知っておくことに意味があります。
Q
オタ活と、どうつながっているの?
推しを応援する時間には、たくさんの電気が使われています。
・ドームやアリーナの照明・音響・空調
・ペンライトの電池
・配信を見るスマホやテレビ、その通信
・グッズをつくる工場、届ける物流
やめる必要はありません。ただ、家の電気を再エネにする、使わない家電のプラグを抜くといった選択が、少しずつ積み上がります。好きを長く続けるための、土台づくりです。






