ACTION 03
"かわいい"の選び方を変えよう
環境や人に配慮したコスメや、エシカルなブランドを選んでみよう。かわいくなることは、あきらめなくていい。

ライブの日のメイク、遠征のポーチ。
「かわいい」は、オタ活に欠かせません。
やめる必要はまったくありません。ただ、選ぶときに少しだけ視点を足すと、
同じ「かわいい」でも、環境や人へのやさしさがちがってきます。
知っておきたいこと
洗顔料やスクラブに入っていたマイクロビーズ(細かいプラスチックの粒)は、排水に流れて海へ出ていきます。小さすぎて回収できません。
日本では2016年に日本化粧品工業連合会が会員企業へ自主規制を要請し、国も「2020年までに削減を徹底する」という方針を示しました。大手メーカーの多くはすでに使用をやめています。
ただし、法律で禁止されているわけではありません。だからこそ、成分表示を見ることに意味があります。
出典:環境省「プラスチック資源循環戦略」(2019年5月)/環境省「洗い流しのスクラブ製品に含まれるマイクロプラスチックビーズの使用状況の確認結果について」
https://www.env.go.jp/press/109544.html
今日からできる、4つのこと
買い替えなくても始められます。上から順にどうぞ。
まず、使い切る
新しいコスメを買う前に、ポーチの中を見てみてください。半分残ったリップ、去年のアイシャドウ。使い切らずに眠っているものはありませんか。
いちばん環境にやさしい選択は、今あるものを最後まで使うことです。何も買わなくていいので、いちばん簡単でもあります。
なぜ? 使われずに捨てられるものが、いちばんもったいないから
詰め替えできるものを選ぶ
ファンデーション、パウダー、リップ。最近は詰め替え(レフィル)に対応した製品が増えています。ケースを繰り返し使えば、そのぶん容器のごみが減ります。
価格も本体より安いことが多いので、続けやすい方法です。
なぜ? 容器の多くはプラスチック。減らせるなら減らしたいから
成分表示を、ちらっと見る
洗い流すタイプのスクラブや洗顔料を買うとき、成分表示を見てみてください。ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンといった表記があれば、プラスチックの粒が入っている可能性があります。
毎回チェックする必要はありません。「そういうものがある」と知っているだけで、選び方が変わります。
なぜ? 排水から海へ流れると、もう回収できないから
認証マークを手がかりにする
パッケージについている認証マークは、第三者が基準を確認した印です。有機栽培の原料、動物実験をしていないこと、環境に配慮した製造など、示している内容はマークによって異なります。
マークがないものが悪いわけではありません。あくまで「選ぶときの手がかりのひとつ」です。
なぜ? 自分で全部調べるのは大変。だから第三者の目を借りるから
その前に、肌がいちばん大切です
エシカルだからといって、肌に合わないものを我慢して使わないでください。肌トラブルを起こしてしまっては本末転倒です。合わなかったら、迷わずやめてください。
新しいブランドを試すときは、いきなり顔全体ではなく少量から。敏感肌の方や心配な方は、パッチテストをおすすめします。
また「自然由来」「オーガニック」という表示があっても、肌に刺激がないとは限りません。植物成分でもアレルギーが出ることがあります。
よくある質問
Q1. エシカルなコスメって、高くないですか?
高いものもあります。全部を切り替える必要はありません。次に買い替えるとき、1つだけ試してみる。それで十分です。それに「まず使い切る」は、お金がかからないどころか節約になります。
Q2. どのブランドを選べばいいですか?
このサイトでは特定のブランドを推奨していません。認証マークや成分表示を手が かりに、ご自身の肌と予算に合うものを選んでください。合わないものを無理に使う必要はありません。
Q3. 推しのコラボコスメが出たら、買ってもいいですか?
もちろんです。推しのコラボを我慢する話ではありません。ただ、買ったなら最後まで使ってあげてください。飾って眺めるだけ、というのも立派な使い方だと思います。
Q4. 使い終わった容器はどう捨てればいい?
自治体によって分別のルールが異なります。プラスチック容器、金属、ガラスが組み合わさっているものも多いので、お住まいの自治体のルールをご確認ください。ブランドによっては店頭で容器を回収しているところもあります。
つながるSDGsの目標
目標12|つくる責任 つかう責任
廃棄を減らし、資源を循環させる
目標14|海の豊かさを守ろう
ごみを海へ流さない
目標15|陸の豊かさも守ろう
原料の生産地にも目を向ける




